Ὑαλίνιος

“ヒュアリニオス”は、ギリシャ語・ラテン語等の古典語、並びに文字を主に扱うサークルです。

コミックマーケット89 予定

当サークルはコミックマーケット89にサークル参加します。 スペースは 3日目 金曜日 東フ23b “ヒュアリニオス”です。

また、フリーペーパーなども配布できればと思いますのでぜひお立ち寄りください。

古代ギリシャ語書体見本帖 第2版

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コンピュータで使える古代ギリシャ語書体の紹介と見本帖の本です。

古代ギリシャ語フォントについて、Unicodeに対応していてなおかつオープンソースで公開されているものを中心に、基にしている活字書体ごとに分類し紹介します。オススメフォント一覧表つき。

C88 で頒布した『古代ギリシャ語書体見本帖』と比べると

  • 誤記等の修正
  • Grecs Du Roi 系の市販書体である KSGrequeX などの見本の追加

を行っています。

内容については次のページもご参照ください。

ロシアの文字の歴史

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ロシアで使われているキリル文字の歴史をコンパクトな漫画で解説しています。

C88で頒布したものと同一のものです。内容紹介は次のページをご覧ください。

C88サポートページ

本サークルはC88の一日目東ピ19aにて古代ギリシャ語のためのフォント見本帳とロシアの文字の歴史に関する漫画、及びタイ文字のエコバッグを頒布しました。 それぞれの本のサポートページは以下のようになります。

サポートページ

タイ文字エコバッグ

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コットンバッグにタイ文字の図柄をシルクスクリーンプリントしました。インクは布用のインクを利用しているため水洗い可能です。 図柄についてはここで使用したものと同一の版を利用しています。

C88『ロシアの文字の歴史』サポートページ

当サークルでコミックマーケット88で頒布した『ロシアの文字の歴史』のサポートページです。原則として冊子内でURLを挙げたものについては利便性のために全て記載しています。

本文は次のURLで公開しています。

1刷(コミックマーケット88頒布版)のみ注記

この本はミシン製本を行っているため(1刷のみ)、糸の始末をしないと糸がほつれてしまう可能性があります。そのため、ほつれづらくするために糸を長めに出した状態にしてあります。
もし長く飛び出た糸が気になるのであれば、糸を結ぶかボンド等で本の端の部分の糸を留め、余分な糸を切るようにしてください。

参考文献

出典

  1. Истрин В.А., Развитие письма, Москва, Издательство Академии Наук СССР, 1961, http://genling.ru/books/item/f00/s00/z0000005/st009.shtml.

図版一覧

ページ2

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ページ4

ページ5

ページ6

ページ7

参考サイト

古典語組版技術第1巻『古代ギリシャ語フォント見本帳』サポートページ

当サークルが発行・頒布している『古代ギリシャ語フォント見本帳』のサポートページです。

おすすめフォント表カラー版

本誌掲載のおすすめフォント表は印刷の制限からモノクロとなっていますが、カラー版を掲載します。以下から閲覧・ダウンロードしてください。

www.dropbox.com

George Douros氏制作フォント再配布

本誌で紹介したフォントのうち、 Γιώργος Ντούρος (George Douros) 氏制作のいくつかのフォントは同氏のサイトからダウンロードができなくなっているため、許可を得て再配布します。

Githubにアップロードしました。

特に、2016年3月1日現在配布されていない

  • Andira (Bold, Italic, Bold Italic)
  • Atavyros
  • Alfios
  • Aroania (Bold)

については、 TextFonts (2014-06-20).zip に含まれています。必要な方は次のリンクからダウンロードしてください。

正誤表

第3版第2刷

p. 48 §3.6.7.8 Times New Roman の項、「Windows 10 最新版に付属する第6.96版は古代ギリシャ語への対応が改善していて、α・υ・ιについては長短記号と気息記号とアクセント記号との合成表示にも対応している。」→「Windows 10 最新版に付属する第6.96版は古代ギリシャ語への対応が改善していて、α・υ・ιについては長短記号と気息記号とアクセント記号との合成表示にも部分的に対応している。」

p. 77 参考文献[3] DejaVu Fonts. 「http://dejavu-fonts.org/wiki/Main_Page」→「https://dejavu-fonts.github.io/」(2017年9月現在)

p. 77 参考文献[7]、「Briff fonts: The Brill.」→「Brill fonts: The Brill.

p. 77 参考文献[15]、「http://www.greekfontsociety.gr/」→「http://greekfontsociety-gfs.gr/

第3版第1刷

p. 46 §3.6.7.8 Times New Roman の項、「Windows 10 最新版に付属する第6.96版は古代ギリシャ語への対応が改善していて、α・υ・ιについては長短記号と気息記号とアクセント記号との合成表示にも対応している。」→「Windows 10 最新版に付属する第6.96版は古代ギリシャ語への対応が改善していて、α・υ・ιについては長短記号と気息記号とアクセント記号との合成表示にも部分的に対応している。」

p. 75 参考文献[7]、「Briff fonts: The Brill.」→「Brill fonts: The Brill.

p. 75 参考文献[15]、「http://www.greekfontsociety.gr/」→「http://greekfontsociety-gfs.gr/

第2版第2刷

p. 27 §3.6.5.2 Porson の項、「Richard Austinの手書きを元に作られた書体」→「Richard Porsonの手書きを元にRichard Austinが母型を彫った書体」

p. 65 参考文献[Gre(2005)]]、「http://www.greekfontsociety.gr/」→「http://greekfontsociety-gfs.gr/

p. 65 参考文献[Hudson(2011)]、「Briff fonts: The brill」→「Brill fonts: The Brill

第2版第1刷

p. 19 脚注 *2 のリンク「http://www.anagrafi.com/lang/gr/fonts/grequex.html」→「http://www.anagrafi.com/lang/gr/fonts/grequex.php」(2016/04/13現在)

p. 27 §3.6.5.2 Porson の項、 「Richard Austinの手書きを元に作られた書体」→「Richard Porsonの手書きを元にRichard Austinが母型を彫った書体」

p. 65 参考文献[Gre(2005)]]、「http://www.greekfontsociety.gr/」→「http://greekfontsociety-gfs.gr/

p. 65 参考文献[Hudson(2011)]、「Briff fonts: The brill」→「Brill fonts: The Brill

初版

p. 22 §3.4.5.2 Porson の項、Richard Austinの手書きを元に作られた書体」→「Richard Porsonの手書きを元にRichard Austinが母型を彫った書体」

p. 27 §3.4.5.8 GFS Goschen の見本においてアルファベットが出力されていない→「GFS Goschen [Gre(2005)] SIL OFL」

p. 52 §3.5.1.1 凡例の字種の項において、「Ἄἄ: 現代語アクセント付き。大文字のみ。」→「Ἄἄ: 古代語アクセント付き。大文字のみ。

p. 52 §3.5.1.1 凡例の各種字形の項において、「1段目…例文 2段目…イオニア式記数法用文字 3段目…その他の文字」→「1段目…イオニア式記数法用文字 2段目…その他の文字 3段目…例文」

pp. 53–55 表3.1 おすすめフォント表の例文にて「ἄνρθωπος」→「ἄνθρωπος」

p. 59 参考文献[Gre(2005)]]、「http://www.greekfontsociety.gr/」→「http://greekfontsociety-gfs.gr/

p. 59 参考文献[Hudson(2011)]、「Briff fonts: The brill」→「Brill fonts: The Brill

リンク集

参考文献

[GNU(2002)] Gnu freefont, 2002. URL https://www.gnu.org/software/freefont/

[SIL(2003)] Gentium—a typeface for the nations, 2003. URL http://software.sil.org/gentium/

[Gre(2005)] Εταιρεία Ελληνικών Τυπογραφικών Στοιχείων, 2005. URL http://greekfontsociety-gfs.gr/

[Lin(2010)] Libertine open fonts projekt, 2010. URL http://www.linuxlibertine.org/

[Dej(2013)] Dejavu fonts, 2013. URL https://dejavu-fonts.github.io/

[Ana(2015)] Anagrafi Fonts, 2015. URL http://www.anagrafi.com

[Baker(1998)] Peter S. Baker. Junicode, 1998. URL http://junicode.sourceforge.net/, https://www.ctan.org/pkg/junicode

[Hudson(2011)] John Hudson. Briff fonts: The brill, 2011. URL http://www.brill.com/about/brill-fonts

[Kryukov(2009)] Alexey Kryukov. akrykov, 2009. URL https://github.com/akryukov

[Mastronarde(2004)] Donald Mastronarde. New athena unicode font, 2004. URL http://apagreekkeys.org/NAUdownload.html

[Perry(2011)] David J. Perry. The cardo font, April 2011. URL http://scholarsfonts.net/cardofnt.html

[Ντούρος(2007)] Γιώργος Ντούρος. Unicode fonts for ancient scripts, 2007. URL http://greekfonts.teilar.gr/ (つながらない場合 http://users.teilar.gr/~g1951d/ も参照)

コミックマーケット88 頒布物一覧

当サークルはコミックマーケット88にサークル参加します。 スペースは 金曜日 1日目 東ピ19a “ヒュアリニオス”です。

古代ギリシャ語書体見本帖

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コンピュータで使える古代ギリシャ語書体の紹介と見本帖の本です。

古代ギリシャ語フォントについて、Unicodeに対応していてなおかつオープンソースで公開されているものを中心に、基にしている活字書体ごとに分類し紹介します。オススメフォント一覧表つき。

内容見本

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目次

  • 第1章 古代ギリシャ語をコンピュータで扱う
    • 1.1 文字について
      • 1.1.1 文字
      • 1.1.2 アクセント記号・気息記号・母音の長短
      • 1.1.3 合字
    • 1.2 OpenType Feature
  • 第2章 電子化されたフォント
    • 2.1 概説
    • 2.2 ソース
      • 2.2.1 Greek Font Society[Gre(2005)]
      • 2.2.2 Alexey Kryukov[Kryukov(2009)]
      • 2.2.3 George Douros[Ντούρος(2007)]
      • 2.2.4 Junicode[Baker(1998)]
      • 2.2.5 New Athena Unicode[Mastronarde(2004)]
      • 2.2.6 DejaVu[Dej(2013)]
  • 第3章 フォント一覧
    • 3.1 凡例
      • 3.1.1 小文字書体
      • 3.1.2 大文字書体
    • 3.2 大文字書体
    • 3.3 GFS による大文字書体
    • 3.4 印刷書体
      • 3.4.1 大文字のみ
      • 3.4.2 15 世紀から16 世紀初頭
      • 3.4.3 16 世紀後半
      • 3.4.4 18 世紀
      • 3.4.5 19 世紀
      • 3.4.6 20 世紀
      • 3.4.7 現代
    • 3.5 まとめ
      • 3.5.1 オススメ
      • 3.5.2 フォント選択
      • 3.5.3 合字好きのための OpenType Feature 設定集
  • 参考文献

ロシアの文字の歴史

ロシアで使われているキリル文字の歴史をコンパクトな漫画で解説しています。

サンプル

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